企業に勤めていると、嫌でも社長や他の社員などの評判が耳に入ってきます。
仕事を進めていく上で人間関係は欠かせないものです。
経営している立場であれば、業務を円滑に行うためにも社員の客観的な評価は大切になってきます。
傍から見た評判が悪ければ改善していかなければなりませんし、良いと評価されているのであれば継続していく必要があります。
職場環境の改善や業務の遂行のためにも、社員の評判は把握しておきたいですよね。
実際にどのような方法で社長や社員といった個人の評判を知ることができるのでしょうか。3つの方法についてご紹介していきます。
社長や社員の評判を調べる3つの方法
社長や社員など個人の評判を調べる方法は、「インターネット検索」「SNS検索」「探偵に依頼」の3つになります。
「インターネット検索」「SNS検索」は自分でできる方法になりますが、「探偵に依頼」はそのままの通り、探偵に依頼して調べてもらう方法になります。
それぞれの検索方法や依頼方法についてご紹介していきます。
方法1:ネット検索
社長や社員の評判を自力で調べる方法のひとつに「インターネット検索」があります。
検索サイトで企業名・社員名を検索し、その中から必要な情報を見つけ出していくという方法になります。
企業の口コミサイト
大手企業であれば、企業の口コミサイトというものがあります。
その口コミサイトは、企業に実際に勤めている社員や元社員、就活生などが情報を投稿できるサイトになります。
サイトによっては会員登録が必要ですが、基本的には無料で利用することができるものが多いです。
実際に社員に会った人の意見や、働いている人からの評価などを見られる機会になりますので、ざっと目を通しておくのが良いでしょう。
信頼度の高い情報にはなりますが、匿名投稿ができるサイトでは嘘の情報が書かれていることもあります。
企業の口コミサイトを見る際には、そこに書かれている情報がすべてであると信用しすぎず、あくまで判断材料であることを念頭に置きましょう。
企業の記事・ブログ
企業で大きな功績を成し遂げた時には、ネット記事になっている場合があります。
ヤフーニュースや新聞記事のネット版、ローカルニュース記事などになっているときはその記事を参考にしてみましょう。
個人名がヒットすることもあり、ニュース記事のコメント欄などにも他情報が記載されている場合があります。
また、企業によってはブログも更新している場合があります。
ブログの記事や書き方、その内容によって対象人物の人となりがわかります。
他社員からの紹介記事を投稿している場合もありますので、チェックしてみると良い情報が得られるでしょう。
方法2:SNS検索
2つ目の方法としてご紹介するのは、SNS検索です。
近年ではSNSをしていない人の方が珍しいくらいです。ひとくちにSNSと言っても、InstagramやTwitterなど様々なものがあります。
それぞれに特性がありますので、それをご紹介いたします。
Instagramとは、通称インスタと呼ばれ、自分の日常を主に写真として投稿するSNSです。
人によっては本名でアカウントを作成している場合がありますので、検索欄から検索してみましょう。
企業自体がインスタグラムのアカウントを所持しており、そこから社員個人の会社用アカウントなどが見つかる場合もあります。
プライベートのインスタグラムは基本的に自分の日常風景を投稿していることが多く、その人の好きなものや行く場所の傾向などがわかります。
そこからどのような人となりなのかがわかるでしょう。ただし、対象の人やその友人などにDM(ダイレクトメッセージ)を送ったり、執拗にコメントをしたりすると嫌がらせ行為になってしまう可能性があるので節度を持って検索しましょう。
Twitterは、言葉や写真を投稿できるSNSです。
主につぶやきを投稿するために開発されており、プライベートアカウントの場合には趣味や日常の愚痴などを投稿している人が多いです。
そのため、その人が普段どんなことを考えて生活しているのか、どんな内容の呟きをしているのかでその人の考え方や人間性がわかります。
こちらも、本名でアカウントを作っている人がいるのでローマ字の本名等で検索するとヒットしやすいです。
いいね機能やコメント機能などでどのような交友関係を持っているのかも知ることができます。
DM機能が付いていますが、しつこくメッセージを送ると、ストーカー行為とみなされることもありますので気を付けましょう。
Facebookは、基本的に本名で登録するものになりますので、評判が気になる人を検索しやすいものになります。
基本項目に学歴や趣味、職場などを書き込む必要があるので人違いも起こりにくいのが特徴です。
本名や顔写真を投稿している人が多い為、どのような友人関係を持っているのか、どのような経歴を持っているのかを把握しやすく、友人関係も大まかに知ることができるSNSだと言えるでしょう。
人によっては配偶者の名前を記載している場合もありますので、既婚者かどうかもわかります。
最近ではFacebookアカウントそのものを消してしまっている人も多いですが、手掛かりになるものが見つかる可能性が高いです。
方法3:探偵に依頼
自力で調べる方法もありますが、やりすぎると法に抵触する可能性もあり、あまりおすすめしません。
対象人物のことを詳しく知りたい、犯罪にならない程度までしっかり調べたい場合には探偵に依頼することをお勧めします。
ここでは、探偵に依頼する手順についてもご紹介します。
探偵に依頼する理由とは?
社長や社員のことを調べるにあたって、自分で行う方法ももちろんあります。
しかし、ネット検索やSNS検索をするだけでは得られない情報というものがあります。
社内での詳しい素行や普段の行いなど、自分では調査しきれない部分を調査してくれるのが探偵です。
また、自力で情報を集めているうちに、いつの間にか個人情報に関する法律に触れてしまっていたり、ストーカー行為にあたる事をしてしまっている可能性もあります。
情報収集の専門家である探偵に依頼することにより、そういったトラブルを防ぐこともできます。
より詳しい情報を安全に入手するために探偵に依頼するといえるでしょう。
依頼に必要なもの
探偵に依頼するのに必要なものは、主に以下の通りになります。
- 調査に関係する情報:相手の最低限の基本情報(相手の氏名、勤め先の企業など)
- 身分証:自分自身の身分証明書。犯罪防止のために提示を求められる可能性があります。
- 着手金:調査金額の半額程を前金として渡す必要があります。事務所によって金額が異なりますので注意が必要です。
自分で調べられる範囲でどこまで調べたのかも合わせて伝えると効率よく調査が進むでしょう。
基本的には自分が犯罪の為に情報を使うわけではないということもしっかり伝える必要があります。
調査の大まかな流れ
調査の大まかな流れとしては以下の通りになります。
- 相談:調査内容や調査対象について相談を行う。
- 契約:契約書をよく読み、相違がないことを確認したうえでサインし、契約を行う。この時点で着手金を払うことが多いです。
- 予備調査:元情報などについて探偵側が事前に調査を行います。
- 本調査:本格的な調査を開始します。中間報告などがある場合もあります。
- 報告:報告書に基づいて探偵から報告があります。
事務所によって異なる部分もありますが、大体の流れは同じです。
特に難しい手続きなども必要ありません。金額を事前に提示してくれる事務所が多いので安心して依頼できます。
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会社の中にいる人材がどのような人となりなのかその評判が気になることもあるでしょう。
社内の人間関係を円滑に進めていくためにも、どのような人物が働いているのかを把握しておくのは悪いことではありません。
インターネットやSNSを使って自分で調べる方法もありますが、それには限度があります。
自分で調べていつの間にか法律に触れてしまっているなんてことも起こり得ます。
より安全に、詳しい内容を調べるためには情報収集の専門家である探偵に依頼するのが良いでしょう。
無料相談を受けている事務所もありますので、気軽に相談してみて下さい。